19回目のテーマは9月11日~13日に起こった断水について。
なぜ断水したのかを考えるときには、江別の水道の水源を知る必要がある。
江別の水源は2つ
1.千歳川(支笏湖~江別市内で石狩川に注ぐ)
2.石狩東部広域水道事業団(恵庭市の漁川)
9月11日(木)
早朝5時:石狩地方に大雨特別警報
(北海道で発令されたのは初めて)
7時:支笏湖周辺の24時間雨量が400mm
13時10分:江別市の大雨特別警報解除
18時30分:千歳川の濁度が1000度を超え取水停止
18時42分:濁度が4519度を記録(今回のピーク)
20時20分:江別地区断水(23,000世帯、53,000人に影響)
22時30分:文京台南町が断水
23時:野幌地区が断水(14,000世帯、22,000に影響)
広報車と市ホームページしか告知の手段がない中で、21時台にアクセス集中でつながりにくく、電話もつながりづらい状況に
9月12日(金)
朝6時:千歳川の濁度が994度に。上江別浄水場の取水を開始
10時30分:市長が記者会見、18時めどに復旧
16時台:復旧の遅れを広報
17時30分:文京台南地区復旧
23時:野幌地区おおむね復旧
23時20分:江別地区へ水道水を供給するポンプの試運転を開始
9月13日(土)
早朝5時23分:江別地区でも濁りがなければ使用可能と発表
10時30分:江別地区が復旧、災害対策本部解散
11時:給水所を閉鎖。
地下貯水槽の水を使った給水所は有効だった。
給水車に給水するための消火栓の数が最初少なく、待ち時間が長かった。
給水袋77000枚。
対応にあたった職員はピーク時391人、給水130人、電話応対91人
トータル実働590人
今後の課題
災害に強い水道づくり
情報周知の方法
インフラの災害想定した訓練
★江別市ホームページで断水に関するアンケート 10月20日まで
https://www.city.ebetsu.hokkaido.jp/ques/questionnaire.php?openid=6&check