2014年まで約2年間放送していた「岡英彦のガバナンス江別」が、2016年から“第5週”に帰ってきます。
今回は間近に迫った参議院選挙関連のお話。
まずは進学などで住民票を移さず別の地域に住んでいる学生さんなど、選挙権を行使できない状態になっている若者が多いという話題から。
次は期日前投票の話題。
今度の選挙から、江別市では7月8日のみ、札幌学院大学でも期日前投票ができることになりました。
そして改正公職選挙法が今月19日施行により、投票日に駅や商業施設など利便性の高い場所で投票できる「共通投票所」を自治体が設置できるようになりました。
ただ、1人が2票を投じる「二重投票」を防ぐシステムを構築するのが難しいので、今回の参院選では4市町村のみの設置。
また、18歳から選挙に投票することができるようになったのと同時に、18歳から選挙運動ができるようになったという話題。
選挙の公示から投票日までの間(選挙期間中)に、
・どの選挙で
・どの候補者(政党)を
・当選(または落選)させようとする
活動のことを「選挙運動」といいます
それ以外の機関にするかつどうはすべて「政治活動」になります。
選挙運動で注意するのが、金銭や飲食物のやりとり。
選挙期間中におごってもらって支持を頼まれたり、お金をもらって候補者や政党を応援する活動(電話など)をするのは違法です。
また、投票日当日に候補者の応援コメントなどをSNSにUPすると違法になります
(選挙に行こう、投票しよう、投票してきた…はOK)
また、選挙運動をEメールやSMSでするのはNG、FacebookメッセージとLINEはOKだそうです。
最後はイギリスのEU離脱の話題に触れました。
若者は自由に往来できるEUの仕組みを理由に離脱反対が多かったのに、選挙に行かなかったら、EU離脱が決定してしまった…