2014年まで約2年間放送していた「岡英彦のガバナンス江別」が、2016年から“第5週”に帰ってきました。
今回は今年の夏、北海道でも多かった台風についてのお話です。
台風が北海道に上陸するのは大体4年に1度くらいのペース
北海道に直接上陸したのは過去66年間で4回、年に2回上陸したのも過去66年間で4回しかありません。
8月17日に直接上陸した7号、21日に直接上陸した11号、23日に上陸した9号、そして昨夜接近した10号と、今年は非常に台風の被害が多いです。
札幌から十勝方面への道路、鉄路ともに寸断されてしまっています。
江別では、8月16日の夜から1時間40mm(2000年以降で最大)の雨が降り(工栄町の浄化センターでは75㎜、大麻ポンプ場で60㎜以上の計測データ)、市内のアンダーパスが冠水しました。
一般的な下水道設備は1時間平均30~40㎜程度の雨にしか対応していないので、それ以上の雨量の場合、道路が冠水する、マンホールから水が逆流するといった状況になっても不思議ではない。
石狩川下流の氾濫危険情報・・・石狩川は旭川までが上流、深川~札幌~石狩までが下流扱い
下流の氾濫情報が出てドキッとしたけれど、江別ではなかった。
川の氾濫が深夜の場合、避難準備勧告、避難勧告が十分に間に合うかどうかはわからない。
砂川オアシスパークの効果。
洪水になるパターン
1.春の雪解け…昔は多かった、最近は氾濫までいたることは少ない
2.夏場の停滞前線によるもの
3.台風によるもの
2と3が同時に起こると洪水の危険性大!
じゃあ、どんな備えをしたらいい?
・地域の防災マップ(水害・土砂崩れ・地震)や避難所の確認
・災害時の行動を家族で決めておく
・自治体の防災メールなどのサービスに登録する
投稿 by のっぽろ七丁目放送局.