岡英彦のガバナンス江別 2013/04

3回目の今日は地震を中心に防災対策のお話。

市で発行している「揺れやすさマップ」、耐震改修促進計画などをもとに、公共施設の耐震について話します。

江別で起こる可能性があるのは海溝型地震(海洋型地震)と直下型地震(内陸型地震)の2種類で、直下型地震の場合、大きな地震になる可能性があるそうです。

防災安心マップ http://www.city.ebetsu.hokkaido.jp/bousai/bosai/safe_map.html

江別にもっとも近い断層は石狩低地東縁断層帯ですが、まだ発見されていない断層がある可能性があるほか、野幌丘陵にも断層があることがわかっています。

これらの断層が動いた場合、江別でも震度6強の地震が起こる危険があるそうです。

公共施設の耐震補強でまず優先されるのは、避難所にもなる小中学校、体育館・公民館などの大きな建物です。
その次は市役所の庁舎だそうです。

江別市役所は昭和40年台の建物ですが、耐震構造ではありません。

梁を入れる形で補強、壁を補強など、昭和56年以前に建てられた中で、比較的新しい建物に関しては、すでに耐震改修が終わっていますが、レンガ造りの校舎など古いものは、耐震診断の結果、補強が難しくそのままでは改修できなりことがわかり、設計など建て替えの計画が進んでいます。

また、江別市の建設部では、昭和56年以前の家で図面があれば無料で耐震診断できるほか、耐震診断の費用の補助や、耐震改修工事の費用も補助を受けられる制度もあります。

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