前回「パンを作って小麦の食べ比べをしたい」と予告していましたが、準備が間に合わず。
18回目のテーマは「江別市への行政視察はどんなものが多いか?」です。
江別市への視察は年間30~60件。
江別市のどんなところが注目され視察の対象になっているかというと…
第1位は農林水産省と経済産業省の農商工連携88選に選ばれた「江別麦の会」、農商工連携ベストプラクティス30「江別経済ネットワーク」などの「江別小麦めん」に関する取組みです。
第2位は「江別市の顔づくり事業」です。
野幌駅周辺の再開発事業…約380億円、鉄道高架2.4km、区画整理事業10.6ha、街路事業6本
地方の街で鉄道を連続立体交差化したい市町村に、先例として注目されています。
第3位は「江別河川防災ステーション」。
水防資機材の備蓄、水防活動の拠点基地としての本来の役割のほか、歴史を伝える学習施設としての役割、特産品などを販売する観光協会の売店としての役割をあわせもっている複合性が注目されているのかもしれません。
第4位は、江別市の「協働のまちづくり」「自治基本条例」に関することです。
市民活動センターあい(えべつ協働ネットワーク)、協働のまちづくり活動支援事業(市民活動団体への補助)
第5位は「行政改革・行政評価」。
江別市は行政評価の分野で進んでいるといわれています。
第6位は、2013年3月に制定された「議会基本条例」
第7位は「防災」、災害図上訓練「DIG」=Disaster(災害)、Imagination(想像力)、Game(ゲーム)
警察、自衛隊、ガス・電気会社とも協力し、市職員80人に対する大規模なDIGが年1回行われます。
第8位は「環境クリーンセンター」と「メガソーラー」
ごみを処理する環境クリーンセンターでは平成14年にキルン式ガス化溶解炉(高温で蒸し焼きにしてガス化し、そのガスを燃やす)を導入。
敷地内にはメガソーラー発電所があります。
第9位は「フード特区」
平成23年に国が定めた、北海道フード・コンプレッククス国際総合特区に江別市が含まれている。
北海道情報大学で行われている「食の臨床試験ボランティア」に市民が参加。